先日の交流会でオブザーバとして参加して頂いている竹田先生のお話の中、延藤安弘先生の著書「まちづくり読本」が紹介されました。その中でご本人も記者時代に何度も足を運んだ京都のユーコートの話、興味があったので、早速延藤先生の著書を買いまして、本日本が届きました。
本の副題はーこんな町にすみたいナーです。1990年出版の本です。バブルの最後の頃ですが、まだ町に都市に期待をよせる時代だったのでしょう。延藤先生は「コミュニティを生成するハウジングに関する一連の研究」でこの年の日本建築学会賞を受賞されました。この本の前書きは、物語のあるまちづくりへ、です。正にまちづくり読本で、こんな町にすみたい町を紹介しています。著書の中では「想像力をはぐくむまちづくり」の項に紹介されています。
それがセロ弾きのゴーシュたちの家です。
これは夢のある時代のお話ですが、21世紀になり、団地や町やマンションはどうなるのでしょう?
昨日小澤先生とお話をしました。寄稿して貰う著書の最初は松本先生との出会いから始めるそうです。楽しみです。