新たな住生活基本計画策定

住生活基本計画(全国計画)は、「住生活基本法」(平成18年法律第61号)に基づき、国民の住生活の安定の確保及び向上の促進に関する基本的な計画として策定されています。
 計画においては、国民の住生活の安定の確保及び向上の促進に関する目標や基本的な施策などを定め、目標を達成するために必要な措置を講ずるよう努めることとされています。

概要
本文
成果指標
観測・意識
用語

条文

とりまとめるとこんな感じだ

新たな住生活基本計画
時代の変化に合わせた「3つの視点」「8つの目標」
視点1 社会環境の変化からの視点
 目標1 新たな日常やDXの推進等に対応した新しい住まい方の実現
 目標2 頻発・激甚化する災害新ステージに於ける安全な住宅・住宅地の形成と、被災者の住まいの確保
視点2 居住者・コミュニティーからの視点
 目標3 こどもを産み育てやすい住まいの実現
 目標4 多様な世代が支え合い、高齢者等が健康で安心して暮らせるコミュニティの形成とまちづくり
 目標5 住宅確保要配慮者が安心して暮らせるセイフティネット機能の整備
視点3 住宅ストック・産業からの視点
 目標6 脱炭素に向けた住宅環境システムの構築と良質な住宅ストックの形成
 目標7 空家の状況に応じた適切な管理・除去・利活用の一体的推進
 目標8 居住者の利便性や豊かさを向上させる住生活産業の発展

区分所有法研究会

第3回会議が6月24日に開催された。2回に引き続き関係者からのヒアリングです。
第2回では、旭化成不動産レジデンス、日鉄興和不動産、都市計画ラボ、UG都市建築、環境企画設計からマンション建替に関する事情やマンションの建替事業の実施する際の問題点等についてヒアリングした。3回目のヒアリングの資料は、①合意形成と管理について(マンション管理センター)②ICT活用について(マンション管理業協会)③所有者不明(マンション管理業協会)であり、その内容をご参照下さい。

第56回住総研シンポジウム

歴史の中の「あこがれ」の住まいと暮らし
セミナーの登壇者の一人山本理奈氏の著作を手に入れました。この本の引用文献の中に、松本恭治・吉田進一・江口司津「長期経過した公的分譲集合住宅団地における居住者の高齢化と住まい方ーその1~3」『日本建築学会大会学術講演梗概集』、1995年1193ー1198頁。がありました。

物件ファン

物件ファンというサイトがあります。ここに私が関与した物件が掲載されました。実は既に賃借人は決まっています。以前より最終的には不動産はCtoCになると考えていました。売主が直と買主が直に交渉する、賃貸も大家さんと借り手が直接話を決める、と言うことが可能な時代になりました。その傾向のサイトが沢山あります。物件ファンも大家さんが直に広告を載せることが出来るサイトです。個人の場合その掲載料は三万だそうです。つまり物件の仲介をするのではなく単にサイトに載せるだけなのです。似て非なるものに、やはり関与した物件で内装は現状のまま、リフォームは借り手がやるという物件がありますが、普通に不動産屋に掲示してもなかなか借りては見つかりません。そんな大家さん向けにリフォーム可物件を扱うサイトがありますが、こちらは掲載して決まれば通常の仲介手数料を支払う仕組みです。そこでこんなコアな賃借人を取り込もうという不動産サイトや不動産屋も増えてきました。リフォームはしないけど、レトロな不動産がいい人は昔からいて、その人達をターゲットにしたのが有名な東京R不動産です。大成功して今では日本中にR不動産があります。このR不動産と同じターゲットを狙う不動産屋にレタス不動産があります。美術系の人が始めた不動産屋です。お店も普通の不動産屋と全く違います。ギャラリーのようです。

最初に話を戻しましょう。こんな新しい不動産の潮流は、不動産屋が必要のない時代が来ると以前より言っていました。不動産の仕事はなくなりませんが、単に仲介だけで稼げる時代は終わったと思っています。最大の理由は物件を直に展示することが可能になったネット時代だからです。同じことはテレビでも言えますね。ユーチューブで誰でも自分の番組を作れる時代になりました。テレビ局だからというだけでは成立しない時代になった訳です。
そんな今の新しい不動産屋を目指して、この松本小澤マンション研究所とは別に不動産屋を設立しました。その不動産屋はこのサイトに直接関係はありませんが、マンションも不動産です。関連することもあるでしょう。今日も小澤さんと会って話をしました。団地の単独棟建替は可能ではないか?と言う話なり、全体(31棟)は無理でも単独棟ならやっるかも知れない、やってみる価値があるのではないか、と言う話になりました。ちょっとそれも動いて見ようと思いました。

いかん、また最初の話からそれましたね。
関与した賃貸物件の紹介記事は「こちら」です。いつまでもあるかどうか分かりませんが、暫くはリンク先にあると思います。なくなったらその時はPDFをアップしましょう。
この物件の成り立ちなどはまた回を変えて掲載します。かなりドラマがありましたので。

住生活基本計画策定

3つの視点と8つの目標とは
視点1 社会の変化からの視点
目標1 新たな日常やDXの進展等に対応した新しい住まい方の実現
目標2 頻発・激甚化する災害新ステージにおける安全な住宅・住宅地の形成と被災者の住まいの確保
視点2 居住者・コミュニティからの視点
目標3 子どもを産み育てやすい住まいの実現
目標4 多様な世代が支え合い、高齢者等が健康で安心して暮らせるコミュニティの形成とまちづくり
目標5 住宅確保要配慮者が安心して暮らせるセーフティーネットの機能の整備
視点3 住宅ストック・産業からの視点
目標6 脱炭素社会に向けた住宅循環システムの構築と良質な住宅ストックの形成
目標7 空き家状況に応じた適切な管理・除去・利活用の一体的推進
目標8 居住者の利便性や豊かさを向上させる住生活産業の発展

そうか、こんなところが

不動産投資をサポートしている人からの情報を聞いた。伝聞なので信憑性は不明。
浅草橋に店舗と住居の賃貸を経営しているK氏、当初から入っていた賃借人が去年、仕事の都合でフランスへ引っ越した。冬の引っ越しだったけど、結局コロナで引き渡しが出来ず、やっと帰国できた秋に退去となった。そして内装をリフォームして新しい借り手を探していると言う現在の状況。物件の前に張り紙をしている。通りがかりの人から問い合わせがあり、現地で会う。通りがかりの人の希望値に合わないけど、知り合いの居酒屋の人に話を振った。

そこで登場した二人組。近所で居酒屋をやっているけど、テンポイノベーションからの転貸物件は家賃が65万。自宅の人形町のマンションのローンもあり、返済に四苦八苦。当初は65万の店の代わりにこの物件をと、通りがかりの人が推薦したけれど、お店には不適となり、住居として人形町を貸して、引っ越してくると家賃が安くなった分、ローンの返済が楽になる、かも。と言う話になりつつある。

その店の話、時短もアルコール販売もすべて規制・制限は無視だそうだ。そうしないと65万の家賃は払えないとか。でも仮にクラスターが発生したら、もうその時点でアウトでしょう。都内にはそんな店がきっと多数あるのだろな。今日も900人を超えていた。嗚呼、いつまで続くこの生活。たまたま企業のホームページの営業マンとリモートで営業されることに、今日の夕方4時。リモートが営業でも普通のツールになりつつある。お店はリアルだから、リモートで居酒屋は出来ない。テンポイノベーションその9割は飲食店、東証1部の上場会社だ。そんなことも今日知った。

セロ弾きのゴーシュたちの家(ユーコート 京都)

先日の交流会でオブザーバとして参加して頂いている竹田先生のお話の中、延藤安弘先生の著書「まちづくり読本」が紹介されました。その中でご本人も記者時代に何度も足を運んだ京都のユーコートの話、興味があったので、早速延藤先生の著書を買いまして、本日本が届きました。

本の副題はーこんな町にすみたいナーです。1990年出版の本です。バブルの最後の頃ですが、まだ町に都市に期待をよせる時代だったのでしょう。延藤先生は「コミュニティを生成するハウジングに関する一連の研究」でこの年の日本建築学会賞を受賞されました。この本の前書きは、物語のあるまちづくりへ、です。正にまちづくり読本で、こんな町にすみたい町を紹介しています。著書の中では「想像力をはぐくむまちづくり」の項に紹介されています。
それがセロ弾きのゴーシュたちの家です。

これは夢のある時代のお話ですが、21世紀になり、団地や町やマンションはどうなるのでしょう?
昨日小澤先生とお話をしました。寄稿して貰う著書の最初は松本先生との出会いから始めるそうです。楽しみです。

久しぶりの講習・試験

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★2021年度「既存住宅状況調査技術者講習(新規講習・更新ウェブ講習)」開催
 のお知らせ
《(一社)住宅瑕疵担保責任保険協会》
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 (一社)住宅瑕疵担保責任保険協会では、2021年度「既存住宅状況調査技術者
 講習」について、新規講習および更新ウェブ講習の受付を開始しました。
 新規講習は、2019年(平成30年)4月より施行された改正宅建業法の
 「建物状況調査」に対応する資格取得のための講習です。

これはメールニュースを発信している、
 住宅の安心情報「住まいの情報発信局」 http://www.sumai-info.jp/
のニュースで知りました。東京の開催日はもう来週の火曜日、早速受講料を振り込みに銀行へ行くと、GW開けの平日というので銀行の外まで列が伸びていました。無事に振込、申し込みを完了しました。まだ頭が惚けていないことを自らに証明する意味でも、頑張って受講してきます。試験の結果は6月末だそうです。

職住合体ハウス

震災の年、首都圏から東北へボランティアに行った建築士は多い。
彼女のその中の一人で、そのまま釜石に住み着いて、建築士業の他民泊も運営している。
そんな彼女に依頼して現在中野区に作成中の賃貸住宅がこの「職住合体ハウス」だ。

近日中に工事を開始し、募集活動を始める。
どんは人が来るのか今からわくわくしている。