物件ファンというサイトがあります。ここに私が関与した物件が掲載されました。実は既に賃借人は決まっています。以前より最終的には不動産はCtoCになると考えていました。売主が直と買主が直に交渉する、賃貸も大家さんと借り手が直接話を決める、と言うことが可能な時代になりました。その傾向のサイトが沢山あります。物件ファンも大家さんが直に広告を載せることが出来るサイトです。個人の場合その掲載料は三万だそうです。つまり物件の仲介をするのではなく単にサイトに載せるだけなのです。似て非なるものに、やはり関与した物件で内装は現状のまま、リフォームは借り手がやるという物件がありますが、普通に不動産屋に掲示してもなかなか借りては見つかりません。そんな大家さん向けにリフォーム可物件を扱うサイトがありますが、こちらは掲載して決まれば通常の仲介手数料を支払う仕組みです。そこでこんなコアな賃借人を取り込もうという不動産サイトや不動産屋も増えてきました。リフォームはしないけど、レトロな不動産がいい人は昔からいて、その人達をターゲットにしたのが有名な東京R不動産です。大成功して今では日本中にR不動産があります。このR不動産と同じターゲットを狙う不動産屋にレタス不動産があります。美術系の人が始めた不動産屋です。お店も普通の不動産屋と全く違います。ギャラリーのようです。
最初に話を戻しましょう。こんな新しい不動産の潮流は、不動産屋が必要のない時代が来ると以前より言っていました。不動産の仕事はなくなりませんが、単に仲介だけで稼げる時代は終わったと思っています。最大の理由は物件を直に展示することが可能になったネット時代だからです。同じことはテレビでも言えますね。ユーチューブで誰でも自分の番組を作れる時代になりました。テレビ局だからというだけでは成立しない時代になった訳です。
そんな今の新しい不動産屋を目指して、この松本小澤マンション研究所とは別に不動産屋を設立しました。その不動産屋はこのサイトに直接関係はありませんが、マンションも不動産です。関連することもあるでしょう。今日も小澤さんと会って話をしました。団地の単独棟建替は可能ではないか?と言う話なり、全体(31棟)は無理でも単独棟ならやっるかも知れない、やってみる価値があるのではないか、と言う話になりました。ちょっとそれも動いて見ようと思いました。
いかん、また最初の話からそれましたね。
関与した賃貸物件の紹介記事は「こちら」です。いつまでもあるかどうか分かりませんが、暫くはリンク先にあると思います。なくなったらその時はPDFをアップしましょう。
この物件の成り立ちなどはまた回を変えて掲載します。かなりドラマがありましたので。