交流会相談事例

横浜市は毎月1回全区でマンション管理組合参加の交流会を開催しています。
この交流会には4団体が相談員と言うことで参加します。神奈川県マンション管理士会もその一つです。もう十年以上続いていますが、コロナ禍の今はリモートになりました。
戸塚区も毎回ズームで開催しています。来月は9月5日日曜日の午前九時半開催です。
参加の管理組合の方には相談事例を募集しております。今回の相談は次の通りです。

さて空き駐車場の活用案として、外部へ「月極めで貸出す」案があると思いますが、実施例等ご存知であれば、お教えいただきたく。またその場合、注意事項や募集方法のアイデア等ありましたら、サジェスチョンをいただきたく、よろしくお願いします。

なお国税庁見解として、駐車場を住民優先で運用する場合、外部貸し分についてのみ、所得税、消費税がかかるが、住民利用分については課税されないことを国税庁HPで知りました。

さて相談事項の2つ目で、目的は「健全な資金計画」の作成です。大規模修繕工事を2回、3回、4回と重ねるなかで、3回目終了時(例えば築44年の時)、4回目終了時(例えば築60年の時)、さらには5回目終了時(例えば築76年の時)に、修繕積立金をいったいいくら残しておけば良いのか?という基本的な問題です。まさか、それぞれの工事の終了時にはゼロで良い(次の大規模修繕までに積み立てれば良い等)という訳にはいかないと思いますので・・・(添付資料:例2)。
多くの管理組合ではどのような考え方を取っているのでしょうか?
これが分かれば、逆算で、積立金をいくらにすれば良いのか、また大規模修繕費をい
くら使えるのか、すぐに計算できますので。模範解答や、その他ご意見、サジェスチョンをぜひいただきたく、よろしくお願い致します。

7月30日開催の区分所有法制研究会

ヒアリング資料がアップされていました。
1.東京都住宅政策本部 マンションの円滑な再生に向けて国への要望事項について
2.神戸市 区分所有法制研究会
3.日管連会長 瀬下嘉浩 区分所有法制研究会
4.ヒアリング資料
  政策対象としての「マンション」「と「区分所有法」
  管理の観点からの「区分所有法」
  建替えの観点からの「区分所有法」
  4つの建替え手法について
  区分所有法上の建替え
  マンションの復興
  団地について

拡大技術研究会

機械式駐車場解体・平面化剛力建設.pdf
8月16日拡大技術研究会に参加しました。ズームでの参加です。
かつてはこの技術研究会に所属していました。それがきっかけで交流会や理事会に参加するようになった、記念すべき研究会です。ソフトのマンション管理士にとってハードをより理解することが、管理への深化であると思っていました。実際はダブル資格の建築士の登場で想いはかなり後退することになりましたが、今でも建築士と同等以上の知識がないと管理組合に最善のアドバスは出来ないと思っています。建築全般を知る必要もなくマンションに関する分野を極めれば良いと考えています。このテーマ、以前も交流会の相談員だった吉田晃建築研究所の長友秀信建築士が解説してくれました。今回は専門の施工会社が自社の宣伝でもありますが、懇切丁寧に説明しましたので、理解がかなり進みました。ありがたいことです。

マンションと弁護士

相談に乗ったマンションの最初の解決は弁護士マターだ
知り合いのT弁護士に依頼した。
昨日からマンションの人の諸情報を貰おうと依頼したがまるで何のつぶて。
そしたら弁護士から電話があった旨のメールが届いた。良かった。
これでファーストステップはクリア。問題はその後のはず。
それに備えて、こちらもチームを作らないといけない。建築士は必須だ。
築60年のマンションは、手をつけていない箇所は、廃墟マニア向けと言っても過言じゃない。何から手をつけるのか。公道との問題や崖地の問題もあるし、実は多くの棟は建て替え不可だそうだ。これも調べないといけない。建て替え出来る棟もあるらしい、これでは全体の合意形成は無理だ。